持ち堪えろ!あと4週間!
現在妊娠33週まできた。
18週で安静生活にはいって、30週なんて遠い未来に思えたが、季節は変わり、蝉の声は消え、金木犀の香りも去り、今ではクリスマスシーズンになった。
時は過ぎるのだ。
病院に飾られたツリー。このちょっとした季節感が私にとっては感動するほど嬉しい。
頸管は短くなったり、復活したりを繰り返し、点滴はもうマックスの量まできて、たまに注射をしてなんとか張りを抑えて…。
という毎日だ。
しかし、張りの強さはどんどん増しているので気をつけなければならない。
ここ数日、入院患者が少ないせいか、大部屋を一人で使うという贅沢をさせて頂いている。
朝はコーヒーを飲み、リラックスして、読書をしたり、昔のドラマを見たり。最近はyoutubeのパン作りや、色々な収納方法の動画にはまっている。
精神的に落ち着いていると、自然と張りも少ない気がする。
逆に同室に気になる患者がいると、些細な事でお腹が張りやすくなったりする。
ストレスとお腹の張りは直結している。
入院していると、様々な妊婦さんに遭遇する。詳しくは書けないが、困った家族を持つ人や、わがままばかり言う妊婦さんもいる。
皆が皆、赤ちゃんのためにと、全てを我慢して全力で妊娠トラブルと戦えるわけではない。
私も特に1人目の時は、退院できないことに、やりきれない思いを抱き、涙を流したこともあった。
しかし、2回目の事となると、やはり色々なことへの心構えが出来ているので、心に余裕がある。
ほかの妊婦さんも、経産婦と初産婦とでは、違いを感じることが多い。
経産婦の方が大らかな気がする。
経産婦にしても、妊娠、出産はたった1、2回のことなのに、その経験の大きさというのは計り知れないものだと思う。
そしてそこから始まり、現役で続いている子育てという経験もまた、その大らかに出産に向かって構えられる精神力に繋がっている気がする。
あと4週間弱、無事生まれず過ごせるように自己管理して、そして神頼みするしかない。
グラタンと手作りピザ🍕