ついに入院しました。

4回目の検診前日、息子の3歳の誕生日会をしました。

明日は誕生日当日。今から入院です、と言われたらあまりに切ないから。

ケーキを食べたり、部屋を飾り付けして一緒にお祝いできて、もうこれで悔いはない!と思いました。


そして4度目の検診。22週目です。

頸管は1.9cm。

「あー、もうこれは限界ですねー。入院になります。」と先生。


やはりもう限界だったか。でも4週間よく持ちこたえたな、と不思議と残念な気持ちもありません。


22週目というのは、流産と早産の境目です。22週以前に生まれたら流産、22週〜36週で生まれたら早産にという扱いになるのです。

目標はいつ生まれてもいいと言われる37週。

まだまだ道のりは果てしない。


その日の午後から入院生活がはじまりました。

入院中は、リトドリンという薬を24時間点滴しっぱなしで生活します。


ひたすらベッドで横になり、トイレ以外は基本的に動いてはいけません。

シャワーは週に3回だけ浴びれます。


私の入院している産院は、出産の人は個室ですが、通常の入院患者は小さい3人部屋。

薄いカーテン1枚で仕切られ、2畳分弱の空間が自分のスペースとなります。


同室の妊婦さんと少しでも話せれば少し気楽になるけど、今回の同室の方は一切話さなそうなタイプだったので、一言挨拶して終わりでした。


窓はあるけど、カーテンは閉じたまま。

朝か昼か夜か、外は晴れてるのか雨なのか、気温は寒いのか暑いのか、何も分かりません。

携帯の時計と食事の時間を頼りに1日1日が無事産まれずに過ぎていくのをひたすら待つのです。

1日3回赤ちゃんの心音確認をしたり、血圧を測る時間があります。

それ以外は、ずーーーっと漫画を読んだり動画を見たり。とりあえずスラムダンクのアニメを1話から見始めました。


こんな生活があと100日以上続くのかー。と思うもの途方もない気持ちになります。

でも前回も同じ病院で入院していたので、流れも分かるし、どうせ帰れないのも分かっているので、精神的に落ち込んだりすることは、今のところありません。


一生分ダラダラしようと思う次第であります。

ただ、息子に会えないのはやっぱり寂しいもんですね。


入院中の唯一の楽しみはごはんの時間。

ここの病院はやけに食事が豪華で、ステーキやらカツ丼やらカレーやらガッツリメニューがバンバン出てきます。でも主食の量が少ないせいか、不思議と太りません。

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写真は夕ごはん。角煮やビーフシチューやちらし寿司など。味付けもしっかりしてて文句なしです。


次回「救世主現る!?」

                                                つづく